「香港釣魚新手日記――花おじいちゃんの夕飯を釣る」エッセイ連載のお知らせ
釣りと語学をめぐる香港探索エッセイ
香港は今、チャイニーズ・ニューイヤーです。子供たちの学校はこの時期、2週間のお休みなので、前半はふるさとの佐賀で過ごし、先週末に香港に帰ってきました。
香港でニュー・イヤーを過ごすのは3度目なのだけれど、今回はじめて、このド派手で真っ赤な「新年」が、わたしにとっても1年のはじまりのような不思議な感覚になり、自分でも驚いています。慣れ、なのか、雰囲気に流されやすいのか。
みんながそわそわレッドポケット(利是/ライシー:お年玉のようなものだけれど、既婚者の場合、未婚の友達や友人、未婚の親戚や子供たち、警備員や清掃員などに配る)の準備をしだしたり、里帰りの話をしていると、なんだか日本の年末と同じような感覚になりました。飾りつけも豪華だし、店頭に赤いものが並ぶのも景気が良くて好き。ついつい手帳も3月はじまりのものを買いました。
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わたしの今年の目標のひとつは「たくさん読み、たくさん書き、たくさん工夫する」です。欧陽脩が残した文章上達の秘訣です。そんななかで、すごく楽しみにしていたエッセイの連載がいよいよ開始となりました。
実は去年から、本屋lighthouseの関口さんとお話をさせていただいていました。最初は、今までの翻訳のことなどを書こうかなと思っていたのですが、香港で今自分が感じていることを「新しいことをしたいと思っているけれどなかなか踏み出せない」人や、「新しい土地や環境に身を置いて、少し不安で、ふわふわしている感覚がある」人に向けて書きたいと思いました。
その結果、「香港釣魚新手日記――花おじいちゃんの夕飯を釣る」というタイトルで、香港での釣りエッセイを連載させていただけることになりました。わたしはおよそ1年半前、香港で釣りを始めたのですが、去年から、あるひとりのおじいさんといっしょに釣りにでかけるようになりました。エッセイでは「花おじいちゃん」と呼んでいます。
おじいちゃんは、
釣った魚はほぼ100パーセント夕飯にします(抱卵魚や稚魚以外は)。
わたしは、
釣りに行ってもほぼ100パーセント魚が釣れません。
おじいちゃんは、
英語がまったくできません。
わたしは、
おじいちゃんの広東語を10パーセントくらいしか理解できません。
このふたりがなんでいっしょに釣りをするのか。毎回の釣行の話を軸に、コミュニケーションや言語、翻訳、香港のことなどいろいろと書いていけたらいいなと思っています。
初回は、おじいちゃんと出会った埠頭のことを書きました。
釣りも初心者ですが、エッセイの執筆も初心者です。
楽しんでいただけると、うれしいです!
どうぞよろしくお願いいたします。




釣りは面白いですううう 笑笑