連日怒りまくっていたら、情緒不安定のまま誕生日を迎えたので、子供たちとクッキーを焼いてたくさん寝たら復活しました。気圧のせいもある。すごい風と雪で、香港に帰りたい。朝起きたら、けっこう怒りすぎてパイを焼いたとか、ケーキを焼いたとかいう投稿を見かけ、怒ったらなんか焼きたくなるのはわたしだけじゃないと確信しました。
最近はもっぱら、英訳のお仕事と来月にある通訳の準備をしています。それから、確定申告。毎年この時期に帰省するのは、確定申告を終わらせる目的も大きいのです。
もうすぐ新しいゲラが始まるので、ワクワクもしてる。あと、英語と日本語の教室の生徒さんもゆっくり募集し始めました。もし、サブスタック読者の方で「英語の勉強したいけど自分じゃなあ」と思っている方や、「この本は原書で読みたいけど、一緒に読んで欲しいな」とか「自分のZINEを英訳して出してみたいけど、手伝ってもらえないか」などありましたら、気軽に相談してね。いろいろやりましょ。
わたしはあんまり試験のための学習は好きじゃないんだけど、TOEICやTOEFLはほぼ満点のスコア取っています。もし留学などで悩んでいる人などいれば、相談に乗るよ。
メールアドレス: ikumiyr@gmail.com
まで!
来週は香港に帰り、また5時半起きで弁当をみんな分作る生活が始まります。新しい木版画のクラスも決まった!去年出会った本で、挿絵の版画が素晴らしいなと思っていたアーティストの方なので、すごく楽しみ。ウィリアム・ブレイクなどの文学作品と版画をかけあわせて読み解き、実際に作るという構成のクラス。またミシェルといっしょに受けれるので、今度のマグパイZINE②とフォトZINE「ディスオリエンテッド・ペンギン」のアートワークを作れたらいいな。マグパイZINE②は中国と韓国の「マグパイ」にフォーカスしたいと思ってる。
アメリカのいろいろを見ながら、結構前からうっすらあった疑問が濃くなる。アメリカの出版社の作品を積極的に翻訳するのってどうなんだろう……?わたしは英語から翻訳する翻訳者としてどの位置に立っているのだろう。ダミオン・サールズは「The Philosophy of Translation」で、翻訳する言語と翻訳者、そして読者の位置はそんなに単純にぱっくり分けて考えていいものではなく、複雑な力関係、文化的背景、状況、言語条件が入り混じるものだと言っていた。その点では「アメリカの出版社の出版物」という大きなくくりで考えるべきではないのだけれど、でもやはり、どういう出版社なのか、権力との関係はどうなのかといったチェックはきちんとすべきなのでは。(これはだれに言っているというより、自分への問いかけ)というのを最近はぐるぐる考えているよ。
3月にまた翻訳を担当した作品が出るので、そろそろ告知できると思います!