翻訳刊行準備が進んでいるのかを調べる
MAD HONEY
おはようございます。さっきまで7歳児の友達が遊びに来ていたので、少し遅めの配信です。
仕事だと思って運動する
今週はとにかく仕事に追われて、まったく外に出れませんでした。
〇朝夕の散歩(あわせて8000歩~10000歩程度)
〇フィットボクシング45分間
というのがわたしの毎日の運動なのですが、散歩にもまったく行きませんでした。
結果、なんだか落ち着きがなくなって仕事の効率も落ちる気がする。やっぱり「仕事だと思って運動する」というのは死守したほうがよさそうだなと反省しました。
翻訳は仕事でお金を稼ぐためにやっている部分と、政治的な意思をもってやっている部分があります(やってみてお金はあんまり稼げないと気づいたけど)。
3年前に日本に帰国したとき、英語圏にはすごく面白いトランスジェンダー当事者の文学があるのに、日本ではなぜ翻訳刊行されないのだろうと思いました。さまざまな差別的な言説を目にするたびに、トランスジェンダーのリプレゼンテーションを文芸作品に増やしたい、と強く思うようになりました。ここ数年、作品を持ち込んでいますが、まだ企画は通っていません。
MAD HONEY
先日、ツイッターで三木那由他さんが、「ある少女の死の、それまでとそれから(Jodi Picoult & Jennifer Finney Boylan, Mad Honey)」という記事を紹介されました。ジョディ・ピコーとジェニファー・フィニー・ボイランさんの作品です。わたしはこの作品の存在は知っていましたが、ピコーはかなりの人気作家なのでどこかの出版社が刊行するだろうと思っていました。だけど、三木さんの記事を読んで、もし翻訳企画が動いていないのなら、(自分が訳さないにしろ)翻訳刊行されるように働きかけることだけでもしてみようと思いました。
今、いろいろな方に協力していただき、どんな状況なのか調べています。
もしご協力いただける方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください!
おしゃべり
今週、外に出ず缶詰仕事だったにもかかわらず、それなりに前向きに仕事に取り組めたのは、編集者さんたちとのミーティングがあったからです。今取り組んでいる作品や、次の企画のことをきちんと話すことができるのはすごく救われた気持ちになります。わたしの場合は、つねに訳したい作品がたくさんあるので、少しでも聞いてもらえるとうれしいです。そして編集者さんたちの知恵や経験がにじむ言葉に、たくさん学ぶことがあります。
物語を届けたいと思っても、ひとりの力じゃどうにもならない。だから信用できる本をつくる人、届ける人、読む人と出会い、関係を築けるのはほんとうにありがたいことだと思います。
自分の力の小ささがもどかしいけれど、その小ささでも動かせるものを動かしていくしかない。今は少し無理をしてでもやり切る時期のような気がしているので、がんばります。
読んでいただきありがとうございました!
Have a good week!