先週からの風邪が悪化し、ついに発熱して翻訳ができなくなったのでおとなしくベッドに入って2日間眠りました。体を横にしたとき、ああなんだかすごい疲れてたんだなと感じてそこからは泥のように寝ていた……。今日やっと熱が下がり、ちょっとだけパソコンに向かっています。
たぶん映画『ロストサマー』の完成、『聖なる証』の校了、クィアSFアンソロジーの『結晶するプリズム』のクラファン目標達成(ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!!!)と、いろいろほっとしたのだと思います。
あとは、最近寝る前にThe Last of Usというキノコゾンビドラマを見ているのですが、それが怖すぎて眠れなかったから睡眠不足になってたのかもしれない……
「マンダロリアン」のペドロ・パスカルが出てたので、これはマンダロリアンのマスクなしのやつなのかなくらいの軽い気持ちで見出したら、めっちゃくちゃ怖い!!!世の中の怖いものをぎゅうぎゅうに詰めているのが最初の2話ですね、くらい怖いです。
けどじょじょにキノコゾンビに慣れてくるし、プロットがすごい切ない&美しい&泣ける&やばいになってくるので、怖い怖いといいながら毎晩観ています。今、7話まで見たのであと残り2話!! マイケルにしがみつきながら完走します!
この感じ、小説で言うとMoon of the Crusted Snowを思い出します。
この小説は以前にも紹介しましたが、カナダオンタリオ州北部にある先住民アニシナアベのコミュニティが舞台のスリラーです。冬のはじめ、コミュニティ全体が停電する。数日たっても復旧せず、次第にコミュニティの外でも電気がなく、食料の運搬が停止していることが判明します。アニシナアベの習慣を大事にし、大地とともに生きてきた人たちは冬への備えが万端だったので、そこまでのパニックにはならなかったのですが、南の都市では飢えと略奪で大混乱が起こり、やがて白人たちがやってきて……。というサバイバルものです。
やっぱり都会で生きること脆弱性を考えますよね。とくに、カナダのように冬が厳し地域はなおさらです。
と、わたしは怖がりだけどゾンビものはなぜか観てしまうので、怖いキノコゾンビのことなどもうちょっといろいろ書きたいんですが、体力がないのと咳が苦しいので、今日はこのへんにしておきます。ゲラと翻訳のラストスパートがあるので、はやく元気になりたいです!!
みなさんもどうかご自愛ください。
また来週です!